クロムハーツって基本的に定価や値段が公表されてません。
カタログもないし、公式サイトに行っても商品一覧や価格も出てません(2020年より一部フレグランス系などが通販で販売されてます)
こんな感じ↓
なので未だにクロムハーツの正式名称や定価は直営店に行かないとわかりません。
並行輸入品を扱っている通販店などでは商品名など出てますが(通称)的なアイテム名が使用されているので正式名称ではなかったりします・・・
実際に直営店、ユナイテッド・アローズに行っても、置いてあるのは商品と価格のカードだけ
実際に行ってみたレポートはこちら↓
→クロムハーツの正規店価格が知りたかったので、ユナイテッドアローズ京都店に行ってみた
「クロムハーツは何でこんなことしてるのか?」
これは明らかにブランド戦略ですよね。
クロムハーツが高い理由はこれだと思います。
これから詳しく解説していきましょう!
1.クロムハーツは高いから売れる!?
ヴィトンやブルガリみたいなハイブランドのやり方、一昔前の謎に包まれている伝説の80年代バンドみたいな世界観、ブランディングの作り方だと僕は思います。
情報は最低限しか出さず、謎に包まれている。
だから人はそのブランドの歴史や人、世界観を味わいたい。
その世界観を身に着けて自分のものにしたいから、少々高価格のアイテムでも喜んでお金を出して買うわけです。
だってそのブランドでしかその世界観は買えないから。人によっては何十万、何百万円を出すわけですね。
なのでクロムハーツは価格では勝負してない、だって安くする理由がないから。
クロムハーツの職人技、世界観、好きな芸能人が着用してるから・・・
理由は様々ですが、ほんとに好きな人だけが買う世界だと思います。
では逆に、クロムハーツが安かったら人はクロムハーツを購入するでしょうか?
クロムハーツのシルバーアクセサリーを例に出すと、使っている素材はSilver925なので原価的にはそんなに高くない。
ぶっちゃけ素材だけ見ると金や宝石のように価値はそれほど高くないので数十万や数百万する理由がありません。
でも人って面白いものである程度高くないと価値を感じないんですよね・・・
クロムハーツの全アイテムが数万円で購入できるものならここまでブランドにならなかったと思います。
やはりあの無骨で反社会的な世界観、そして海外セレブも多く着用されてたりするので価値を感じるブランドなんだと思います。
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2.クロムハーツは情報が少ないから人を惹き付ける
また、クロムハーツは積極的に情報を発信していないからこそ、好きな人は気になって、もっと、もっとって人を惹きつけていくんでしょう。
そして、クロムハーツの場合、本当に欲しい人は実際に店にきて、雰囲気を味わってスタッフの人と話して大満足して帰る。
そしてまた購入する・・・みたいな。
2-1.クロムハーツの店員さんのお話し
僕がユナイテッドアローズでスタッフさんと話してる時に
「クロムハーツのサイトとか見たんですけど、価格とか載ってなかったんできました」
ていうと、
「クロムハーツはカタログとかも出てないですからね~」
そういえば、そうでした。
実際に店に行ったら少しは置いてあるのかな~って思ってましたが、ないんですね。
ほんとにこのクロムハーツマガジンぐらいしか情報を発信てしてないんですね(最近はインスタグラムが活発ではありますが・・・)
クロムハーツマガジン Series2 vol.6 (ワールド・ムック 1046)
僕もチラッと何冊か立ち読みしましたが、スタイルブックというか写真集といいうか、
ほんとに芸術作品という感じの本でした。
カタログとは程遠い。
ほんとに世界観を伝えるための本って感じ。
実際、アマゾンの商品の説明はこんな感じ
内容紹介
シルバーアクセサリー界の頂点に君臨する、クロムハーツを取り巻く“行動基準”やダークでミステリアスな価値体系はアメリカの“クール”の最後の砦だろう。
その神秘的要素を伝える“世界で唯一のクロムハーツ・オフィシャルマガジン”。
今号はスティーブ・ジョーンズとロブ・ロウの対談
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「ダークでミステリアス」
これがクロムハーツの値段が高い理由の一つかもしれませんね。
その神秘的要素を伝える“世界で唯一のクロムハーツ・オフィシャルマガジン”。
神秘的すぎて入り口が狭すぎる・・・
クロムハーツの世界観が知りたい人はまずこれを買って勉強するものいいかもしれません。
あとは無料で見れるのはクロムハーツのインスタ
文字情報は最低限ですが、クロムハーツの情報を知ることができます。
3.クロムハーツが高い理由まとめ
というわけで、シルバーアクセの王様クロムハーツがなぜ、価格を表に出さないのか?これほどまでに価格が高いのか?
その理由について解説してみました。
今回の内容が正確かどうかはわかりません。
あくまで僕の主観、考察程度に読んでいただけますと幸いです。
クロムハーツのスタッフさんが言ってたようにカタログなんかは基本的に出さないのがクロムハーツ
謎に満ちてる、神秘的という一種のブランディングが価格が高くても買っていしまう理由なんでしょう。
誰もが真似できるわけではないですが、クロムハーツは世界的に有名で、本物である。
その事実があるからこそ、このやり方ができるんですね。
アイテムもカッコいいけど、ブランディングの仕方もカッコいい・・・
それでは。