「アクセサリーを着けたいけど金属アレルギーがあるから着用できない・・・」
という人も多いと思います。
特に女性は18Kのゴールドだったら着けれるけどシルバーは・・・など特定の金属しか着用できないという悩みを持っている方も多いでしょう。
そんな現代人の為に最近ハイブランドなどでも展開されてきてるのが「金属アレルギー対応のピアス」
いわゆるニッケルフリーやサージカルステンレス、チタンなどアレルギーにならない素材で作られたアクセサリーのことです。
ですが、このサージカルステンレスの金属アレルギー対応アクセサリーを販売しているブランドは安いものからハイブランドまで様々・・・
そこで今回は金属アレルギー対応のネックレスなどを販売しているブランド(ハイブランド含む)をメンズ、レディースともにまとめました!
また、実店舗のある金属アレルギー対応ブランドも紹介していますので「ネット通販では不安・・・」という人もチェックしてみてください!
好きな女性へのプレゼントにネックレスを贈りたいけど、金属アレルギーが心配・・・という男性はこの記事で解決できます!
それではどうぞ!
目次
1.人に最も優しい金属「サージカルステンレス」とは?
金属アレルギー対応アクセサリーでよく目にする「サージカルステンレス」
このサージカルステンレスは、サビにくく、腐食や酸化・熱に強いなど、優れた特性を持つ特殊なステンレスです。
そもそも、金属アレルギーがなぜ起こるかと言うと、金属は汗や体液などに触れると溶け出してイオン化し、体内のたんぱく質と結合。これをアレルゲンとして体が感作され、次に同じ金属に触れたときにアレルギー症状を起こします。
なので腐食や酸化に強いサージカルステンレスというのはとても心強いというわけです。
また、金やシルバー、プラチナよりも非常に硬質な素材なので、アレルギーを引き起こしにくいのです。
(※クロムハーツに使用されているシルバー925よりアレルギーを起こさないのです。ちなみに一番アレルギーを引き起こしにくいのはステンレスやチタン)
1-1.サージカルステンレスの正式名称はSUS316L
一般的にサージカルステンレスと表記され販売されているアクセサリーが多く存在しますが、
厳密に言えば、ステンレスにはサージカルステンレスという分類はありません。一般的に医療用の工具(メス・ハサミなど)に使用されれていることから、サージカルステンレスという俗称がついたようです
また、サージカルステンレスはJIS規格で「316L」と呼ばれ、ステンレスの中でもアレルギー性の極めて低い素材です。
医療用工具のメスやハサミ、ボディピアスにも使用されています。
1-2.サージカルステンレスの種類
サージカルステンレス(医療用ステンレス)には、以下のような種類があります。
- SUS316L(サージカルステンレス316L)
- 316LVM(サージカルステンレス316LVM)
- SUS420J2,431,440
- SUS630
1-3.サージカルステンレスの強み
次にサージカルステンレスの強みを具体的にご紹介しましょう。
傷がつきにくい
サージカルステンレスは高い硬度を誇り、金属の輝きをいつまでも保ち続けることが可能です。
アクセサリーやジュエリーで主に使用される金属では、「サージカルステンレス」が最も硬い性質を持っているのです。美しいフォルムを引き立たせる金属の輝きが、くすむことなく保ち続けることができるのは、高い硬度を持つサージカルステンレスの魅力と言えます。
サビ、変色に強い
ステンレスとはStainlessと書き、「Stain(汚れ)less(無い)」の事で「汚れない・錆びない」という意味です。
ステンレスは鉄の最大の弱点である「錆び」を防止するように改良されて作り出された金属で、長持ちするという特性を持っています。
シルバーのように空気に触れると黒く変色してしまうこともありません。
空気による変色や水分に気を使う必要の無いサージカルステンレスは、日常使いにも最適。また、温泉や海水浴にもオススメの金属です。
1-4.サージカルステンレスのデメリット
ここまでメリットをまとめてきましたが何事にもメリット、デメリットは存在します。
ここではこれまで調べてきてデメリットもあったのでまとめておきます。
サージカルステンレスはもしもの時が大変!
ステンレスは非常に硬い金属でとても加工がしにくい素材です。そのため、シルバーアクセサリーのような複雑、または、柔らかさを出すようなデザインの物は作りにくいと言うことになります。
また、リングが抜けなくなったときには、切断がとても大変です。きついリングを無理やり入れることはお控え下さい。
もしもサイズが合わなくなって指から抜けなくなった・・・という時はすごく大変ということ。通販で買うなら返品OKの所が良いですね!
クロムハーツのネックレスように資産にはなりにくい
クロムハーツの場合、今だったら90年代のクロムハーツはレアで高値がついてたりします。
また、中古品でもそれなりの値段がつくことから残るもの。資産になりやすいアイテムです。
しかし、サージカルステンレスは貴金属などのように純粋な金属ではなく、あくまでも合金となので、品質が変わっちゃう・・・ということも考えられます。
金属自体の価値もそんなに高価なものではないので、資産などのために取っておくと言うことは無理です。
1-5.サージカルステンレスは100%金属アレルギーの心配がないのか?
サージカルステンレスはアレルギーになりにくい金属ですが、金属アレルギーには個人差があります。
サージカルステンレスがまったく金属アレルギーを発症しないとは言い切れないのが現状。
またすでに発症している症状を治める作用もないのです。
ですが、日用品をはじめ医療器具にも使用されている金属なので比較的安全ではあるのは間違いありません。
しかし重度の金属アレルギーの注意が必要。少しでもかゆみ・腫れ・赤みなどが出たら使用はやめましょう。
実際に購入する際のアドバイスとしては返品OKなところろを選ぶべきですね。
ちなみになぜ金属アレルギーのアクセでサージカルステンレスが有名かというと、実際にもっと耐食性を向上させたステンレスはあります。
しかし、そこにこだわっていくと素材の価格や技術が必要になるためお値段もかなり高くなるようです。
なので、素材の加工のしやすさ、価格などを考慮したうえでサージカルステンレスというのが注目を浴びているようです。
1-6金属アレルギー対策におすすめの着用方法
着用時間を短くする
金属アレルギーの発症を予防するには、金属が肌に触れている時間をなるべく短くすることが大切です。
デートのときだけ!など終日ネックレスを着けたままにしないよう意識しましょう。
タートルネックの上から着けるなど、肌に直接触れないようにするのがおすすめの着用方法です。
水分や温度に注意する
汗などでネックレスが濡れたり高温の場所で着けたりしていると、金属がイオン化しやすくなり、アレルギーが起こりやすくなります。
運動をする時や、温泉、海水浴などの汗や温度変化が起こりやすいシーンでは着用を控えるようにしましょう。
水分や高温はネックレスの変色などの劣化を招きやすいので大切に使用するためにも水分には注意しましょう!
ネックレスと肌を清潔に保つ
皮脂や汚れが付着したままの状態でネックレスを保管していると、金属アレルギーのリスクが高まります。身に着けた後のアクセサリーはやわらかい布などで拭き取り、ホコリが付かないように保管しましょう。
また、アクセサリーを着ける時に肌を清潔に保つことも大切。汗をかいている状態で身に着けるようなことはせず、肌を清潔にしてから着用するとアレルギー反応の予防になります。
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2.金属アレルギー対応のピアスが購入できるレディースブランド一覧
2-1.Gift from New York(ギフト フロム ニューヨーク)
金属アレルギーに配慮してプレゼントを贈るのであれば、 ニューヨーク発のジュエリーブランド「ギフト フロム ニューヨーク」がおすすめです。
ギフトフロムニューヨークのピアスは、ニッケルフリーかつ地金はシルバー925かつそれぞれプラチナ、イエローゴールド、ピンクゴールドでコーティングしています。
金属アレルギーの人でもおしゃれが楽しめて、ギフトラッピング用のボックス付きです。
出典元:ニューヨークからの贈り物|ニューヨークから届く! 揺れる ピアス レディース 大ぶり ぶらさがり 3連 ロングピアス プラチナ ゴールド
ギフトフロムニューヨークのピアスはニューヨークの最新のデザインのアクセサリーがニューヨークから直接届きます。
気になる金属アレルギーに関してもしっかりと対策されていて「ニッケル」「コバルト」「スズ」などの素材が一切排除されているので安心です。
価格的にも20代後半から30代、40代の女性へのプレゼントにおすすめです!
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2-2.4℃ (ヨンドシー)の金属アレルギー対応ピアス
有名な4℃ (ヨンドシー)ですが、金属アレルギーの人にも人気のブランドです。
4℃のジュエリーには、金属アレルギーの出やすい素材のニッケル・コバルト・クロムを含んでいません。そのため、これらの素材にアレルギーがある方でも身に着けられるのも、4℃のネックレスが人気の理由です。
公式サイトのコラムでも金属アレルギーについての記事があるほど4℃は金属アレルギーの人に対して配慮のあるブランドみたいなのでおすすめ。
20代から30代前半の女性におすすめ。
K18ピンクゴールド ピアス 4℃ ヨンドシー アクセサリー・腕時計 ピアス ゴールド【送料無料】
出典元:ヨンドシー|K18ピンクゴールド ピアス 4℃ ヨンドシー アクセサリー・腕時計 ピアス ゴールド【送料無料】
K18ホワイトゴールド ピアス
出典元:Rakuten Fashion|K18ホワイトゴールド ピアス 4℃ ヨンドシー アクセサリー・
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2-3.THE KISS 公式ショップ 金属アレルギー対応 サージカルステンレス ハワイアンジュエリー ペアピアス
出典元:THE KISS 公式ショップ 金属アレルギー対応 サージカルステンレス ハワイアンジュエリー ペアピアス
サージカルステンレスのアクセサリーが豊富なTHE KISSのピアスを探してる人におすすめ!
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3.金属アレルギー対応のピアスが購入できるネット店舗
3-1.総合ジュエリー通販「ジェイウェルドットコム」
当ブログでもオススメしているアクセサリー総合通販のジェイウェルドットコム
ここは何と言ってもプレゼントラッピングが充実してるのでおすすめです。
あとは自己都合でも2週間以内なら返品可能!!というのも最強ですね。
中々この手の大きな通販ショップで返品OKというのは聞いたことがないです。
アイテムもピアスからリング、ネックレスまでまで幅広いのとブランドも数ブランドあるのでオシャレなレディースアイテムがイマイチ見つからないという人はおすすめですね。
4.金属アレルギー対応の実店舗があるブランド「CENE STORE」
出典元:CENE STORE
金属アレルギーでも輝きは捨てない。
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前1-10-34 セントラルプレイス原宿2F
#2F CentralPlaceHARAJUKU 1-10-34 Jingu-mae,
Shibuya-ku, Tokyo-to 150-0001 JapanJR原宿駅 東京メトロ明治神宮前駅 徒歩3分
5.ハイブランドに金属アレルギー対応のネックレスはあるの!?
いわゆるハイブランド(ティファニー、カルティエ、Vuitton、BVLGARIなど…)に金属アレルギー対応のネックレスあるのでしょうか?
せっかくの大切な彼女や大人目な女性にネックレスをプレゼントしたい場合はハイブランドも考えますよね。
結論から言うとハイブランド系で金属アレルギー対応!と記載していたり、サージカルステンレスを使用しているネックレスはほぼありませんでした。
ハイブランドはそれなりに高級感があるアイテムが多いのでそもそもステンレスでジュエリーを作るという事にならないのかもしれません(値段も安くなってしまいますからね・・・)
ですが、「〇〇○(ブランド名) 金属アレルギー」で調べると「ロジウムコーティング」が施されているハイブランドのネックレスがヒットしました。
ロジウムコーティングとは、別名プラチナコート(プラチナ仕上げ)と呼ばれている表面処理です。
ロジウムに対して金属アレルギー症状を持つ方はごくごくわずかで、ほとんど疑わなくても大丈夫な金属なので検索にヒットしたようです。
また、プラチナも金属アレルギーになりにくい素材として有名です。
こちらはハイブランドのネックレスとしてたくさんリリースされていますが、白金と呼ばれるほどレアな貴金属なのでお値段もかなり高めです。予算と相談しながら選ぶのがよいでしょう。
ハイブランドの中でもTiffany & Co.は公式で金属アレルギーに関するページが用意されていたので他のハイブランドに比べると配慮されているブランドなのかな?という印象ですね。
よくあるご質問|金属アレルギーがありますが、どのような商品を選べば良いですか。
金属アレルギーには個人差がございます。ティファニーでは金属の含有量に関して規定を設け製造しておりますが、
お客様がお持ちの金属アレルギーの原因となる金属がわずかに混入している可能性があります。
回答としてはやはり個人差があるということしか言えないと思いますが、こういったページを用意してくれているのは優しいですね。
ピアスではないですが、チタンのリングもリリースされているぐらいなので信頼できます。
出典元:Tiffany & Co.
5-1.18kのネックレスは金属アレルギーになりにくいのか?
ハイブランドなど高級感のあるネックレスによく使用されている18kや純金と呼ばれる素材。
この素材は本当に金属アレルギーになりにくいのでしょうか?
まず、この問題を解決するにはシルバーや金の表記としてよく目にするシルバー925,18K,24Kなどの意味を把握しておく必要があります。
18金、あるいは18Kと表記されたりしますが、この金(ゴールド)の純度表記は24分律であらわす事が多いです。
「18/24」つまり75%の純度の金の事を18金と言います。18KのKはカラットkaratのKです。ちなみに純金は24金(にじゅうよんきん)と呼びます。
18金はイエローゴールドであることが多く、これは75%の金と、12.5%の銀、12.5%の銅の合金です。
この18金イエローゴールドが、いわゆる一般的な18金です。
他にも、
75%の金と25%の銅の合金である18金ピンクゴールド、
75%の金と25%のパラジウムの合金である18金ホワイトゴールド、など、18金と言っても色の違うさまざまな18金が存在します。
などがあります。
なので、混ざり物が入っている割合が少ない18kなどは比較的アレルギーになりにくい素材として有名だということです。
ちなみにですが、金属アレルギーになりにくい素材は以下の様になります。
一番金属アレルギーになりやすい素材
- ニッケル
- コバルト
- ブロンズ
- 真鍮
- クロムメッキ
二番目に金属アレルギーになりやすい素材
- 鉄鋼
- 各種アルミ合金
- ニッケルを含むチタン合金(形状記憶合金)
- パラジウム
- 18金ホワイトゴールド
金属アレルギーに比較的なりにくい素材
- サージカルステンレス
- シルバー925
- シルバー950
- 10金ピンクゴールド
- 10金イエローゴールド
- 14金ピンクゴールド
- 18金ピンクゴールド
- プラチナ900(プラチナに10%のパラジウムを混ぜたもの)
ほとんど金属アレルギーになりにくい素材
- プラチナ950(プラチナに5%のルテニウムを混ぜたもの)
- 18金イエローゴールド
- 純プラチナ
- 純金
- 純銀
上記のように18金など純度が高いネックレスは金属アレルギーになりにくいということです。
ただ、なりにくいというだけで純金(24k)でもアレルギーが出てしまう人もいます・・・
また、24k以外だと何かしら混ざり物が入っているといういうことなので他の素材でアレルギーを引き起こしてしまう場合もありますので注意が必要なのは変わりありません。
ハイブランドでは独自の規定を設けて製造しているので他の安いブランドよりは安全ということが言えるのは間違いありません。
6.金属アレルギー対応ピアスブランドについてまとめ
と言うわけで今回は金属アレルギーになりにくいサージカルステンレスのネックレスについてのまとめとハイブランドに多く使用される「純金」「シルバー925」「18k」などの貴金属についてまとめました。
今回まとめて理解できたのは「100%金アレにならないネックレスは存在しない」ということです。
人によってアレルギーの出る金属は違うので100%安心したいのなら検査してアレルギーのある素材を避けるしかないということ。
ですが、金属アレルギーになりにくい素材というのも実際にはあるので心配な人は今回の記事を参考にしていただけますと幸いです。
それでは。